恩師。
ドイツ一年目、16歳でくじけそうになったときに「夢は何だ?」と問いかけられた。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」
(Nothing ventured, nothing gained)
思い切ってやらなければ何も得られない
易々と"大きなこと"が成し遂げられると思うなよ?
甘いんだよ。
ハイリターンを望むならハイリスクだって覚悟しなきゃ。
やればできる可能性がある。
ただ、やっても失敗する可能性もある。
けど、やらなかったら何もできない。
21歳になった今でもあなたに言われた言葉の数々、大切に胸に留めています。
日本に行ったら居酒屋に行きたいと行ってたほどの日本酒好き。
日本人の私よりも詳しくてタジタジでした。
私の本格的な日本酒デビューもドイツでした。
おつまみも作ってくれました。
再会できるのを楽しみにしてたのに。
成長を見てほしかったのに。
居酒屋にも一緒に行きたかったのに。
今度は私がおつまみを作ってあげたかったのに。
日付が変わった今日、23日は命日。
好きそうなものを作った。
もう一度一緒に飲みたかった。
一緒にキッチンに立ちたかった。
また話を聞いてほしかった。
叱ってほしかった。
左から順に揚げ出し豆腐、ツナタマネギ。チーズ+イチゴソース、お豆腐の炒りじゃこ+とろろ昆布和え、セロリと人参のきんぴら。
もし一緒に飲んでたらとても喜んでくれたはず。
今だったら大好きな日本食、いっぱい作ってあげられるのに。
お菓子だってケーキだって、なんだって。
ただ最後に・・・
もう以前ほど心配はかけなくてすみそうです。
今、私の人生順風満帆。
相変わらずやりたい放題やってますが、16歳の時の私と確実に違うことが一つ。
Frau Hardenberg、"自由に生きる"の意味、分かりました。
もう"ワガママに生きて"いたときに比べて心配や迷惑をかけることも少なくなったと思います。
どうぞご安心を。
本音を言えば、
そりゃもう一度飲みたかった。
ただ、もう今は
現時点で私が持っているものを大切にしながら生きたいと思います。
これからも父をはじめとする今は亡き私の大切な人達と共に"ソラ"から見守っててください。
どうぞ、よろしく。
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