上の写真は、すばる望遠鏡の1/100の模型。
内部でも写真撮影してよかったんだけど、なんか望遠鏡がでかすぎて、全容が収まらないので、模型を撮ってきた。
とにかく大きかったな。一枚レンズの直径は8.5m。ちなみに7年かけて作られたらしいけど、そのうち4年は表面をスムーズにするため、研磨っていうのかな、磨く作業に当てられたそうです。4年かけて磨くって・・・。
ガイドのお姉さんが言ってたけど、8.5mのこのレンズを東京都ぐらいの大きさにのばしたとしても、新聞紙1枚分(1㍉よりめっちゃ薄い)ぐらいの高さのデコボコしかないんだって!そーとースムースなことは分かったけど、なんだか実感わかない。
あと、お金の話もしてくれて、一日の経費(観測等にかかる経費)は1000万円ぐらいだって。1日でそんなにかかるのかぁ、とびっくり。
私なんか普段あまり天文とかについて考えないけど、この望遠鏡、138億光年先の星まで観測できるらしくって、それを聞いて少し“ロマン”を感じてしまった。138光年めちゃくちゃ遠いのに・・・
138億光年ってどんだけだよ!って。
素直な感想。
ちなみに、すばるの観測対象というか、どんな研究するかは一般公募らしいです。世界中の天文学者や大学の研究機関から研究の企画書みたいなのを募集していて、その中から選んで、データをとるらしいです。
一般公募ってことは、私だって何か研究のアイディアあったらすばる望遠鏡を使って天体観測できるってこと、なんかすごい。
あ、あと余談だけど、標高4200mの3月の日向よりも望遠鏡内部の方が寒かった。やっぱりお日様の暖かさはすごいよ!
で、望遠鏡内部の温度が低く設定されているのは、138億光年も離れたところからでている赤外線の観測に支障をきたさないためだそうです。それにしても寒かったな。
続く・・・
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